【Uber Eats (ウーバーイーツ)】現金払い配達のやり方!注意点や必要なアイテムは?
Uber Eatsの配達で、”現金払いの配達”も受け付けると飛んでくるリクエストの数が増えて稼ぎやすくなると聞いたんですが本当ですか?
正直、繁忙期で忙しい時は”現金払いの配達”をやるかやらないかで稼ぎにそこまで大差はないというのが実感かな。ただ…春や秋の閑散期などどうしても暇な時は、けっこう差が出るよ。
やはりそうなんですね。ただ現金払いの配達は、おつりの事とかお客様への対応とか色々と不安なことが多くてどうしても踏み出せないんですよね…
そういう人は多いよ。僕も最初はかたくなに現金払いの仕事は拒否してたものだよ。そこで今回は、Uber Eatsの現金払い配達について詳しく解説していくから不安を解消してね!
そもそも現金払い配達とは?
ウーバーイーツの配達には、クレジットカードやPayPayなどで事前に決済が完了している商品を届ける「事前決済(商品を渡すだけ)配達」と、お客様が対面で代金を支払う(いわゆる代引き)のに対応する「現金払い配達」の2種類があります。
この「現金払い配達」は任意なので、配達パートナーは嫌だったら拒否することもできます。
現金払い配達を受け付け可(不可)にする設定方法
「現金払いの配達を受け付けるか受け付けないか」はドライバーアプリで設定できます。
ドライバーアプリの配達待機画面の左下に、串にさした団子が2本並んだようなマークがあるのでそこをタップ
団子マークをタップすると以下の画面になりますが、「設定に基づいて乗車を絞り込む」というフレーズが出ている時は現金払い配達をオフ(受け付けない)にしてる状態になります。
もし現金払いの配達をオン(受付可)にしたい時は、「乗客のフィルター」という欄の目玉のようなマークをタップします。
目玉マークをタップすると左半分が黒くなるので、こうなれば現金払いの配達がオンになり「受け付けてますよ」という状態になります。
フレーズが「すべての送迎が対象」に変わってるのも目印になります。
また受付不可にしたい場合は、再度目玉マークをタップしてください。
この画面、自分が現金払いの配達をオン・オフどちらにしてるのかがぱっと見でわかりづらいので、フレーズに「すべて」が入ってるのと「黒目」でONと覚えておくといいかと思います。
現金払い配達のデメリットとメリット
「現金払いの配達」にはデメリットもあります。
✅お客様とのやり取りに時間を取られる(スムーズな配達の妨げになる)
✅お釣りの用意と管理が手間になる
事前決済済みであればさっと商品を渡すだけのところを「ではこちら○○○○円で~おつりは~」という動作を挟まないといけないのはなかなか面倒なものです。
また、お釣りを常に持ち歩き管理するのも余計な精神的プレッシャーになりえます。
こういうデメリットを嫌がり、現金払い配達を「受付不可」にする配達パートナーも非常に多いのが現状です。
ですがそれは裏を返せば、「現金払いの配達」は配達パートナー間どうしの競争率が低くなるということにつながります。
多くの人がやりたがらないわけですから、「受付可」にしている配達パートナーに(現金対応の)リクエストが飛んでくる可能性は自然と高くなるというわけです。
つまり、現金払い配達を受付けると仕事が増えて稼ぎやすくなるという見逃せない大きなメリットがあるのです。
冒頭にも書きましたが、特に春や秋の閑散期には大きいです。年中通してで言えば、オフピークの暇な時間帯だけ一時的に現金オンにするなんて方法もありです。
とは言え、やはりデメリットが気になってしょうがなかったりやり方がわからなくて不安という方も多いでしょうし、次項から「実際に現金払い配達ってどうやるの?」ってところを解説していきます。
現金払い配達に必要なアイテム
現金払い配達に必要なアイテムと言ってもそう多くはありません。
✅お釣り
✅コインケース
✅ウエストポーチやミニバッグ
ウエストポーチやミニバッグは、便宜上あるといいかもという程度で絶対に必要というわけではないです!
お釣り
「お釣り」は現金払い配達には必須のアイテムになります。
このお釣りを「いくら用意するのか?」で配達パートナーはまず悩みます。
これを細かく「〇〇〇〇〇円分用意すべき!」と教えてくださってる方もいますが、個人的にはそこまで気にせず大体でいいかなと思っています。
とはいえそれでは困ると思うので、大体とはどのくらいか書いておきますね。
5000円札×1枚
1000円札×10枚
500円玉×5枚
100円玉×20枚
50円玉×5枚
10円玉×20枚
5円玉×5枚
1円玉×10枚
「大体」と言う通り、あくまでこの数は「最低限これくらいあればまあ大丈夫っしょ」という目安のようなもので、私はきっちり決めてません。
お客様も「金額通りぴったし払ってくれる」だったり「あまりお釣りが出ないように配慮してくれる」という方も多いので、小銭が勝手にたまっていき知らぬ間にお釣りが補充されていくものです。
もちろん、たまに1万円札をポーンと支払いされるお客様もいるので全くお釣りを用意しておかないのはまずいですが、そこまで心配せず最低限用意すれば大丈夫ですよ。
コインケース
「コインケース」も絶対にないとダメってわけではないのですが、財布からお金を取り出して渡すのはお客様からの印象も悪く、なにより効率が悪いので、用意しておくべきものと考えていいです。
ダイソーやセリアなど100円ショップで買えるのでコストもかかりません。
ちょっと年季が入ってますが、実際に私が使用しているコインケースがこちら↓ ダイソーで購入しました。
黒いテープは私が後からつけたもので、コインケースの上下を逆にして持ってしまった時に道端に小銭をバーッとこぼした経験から、「こっちが上だよ」という印として貼りました(恥)
ふたを開けるとこんな感じです↓
このように硬貨がしっかり種類別に分けられていると、計算がしやすいですし取り出すのもスムーズになります。
こうしてコインケースにお釣りをまとめておくと、もたもたしてお客様を待たせることも減りますし、何より自分自身のストレスも減ります。
そのくせめちゃ安い!のでもし現金払い配達をする際はコインケースを用意しておくことをおすすめします。
ウエストポーチやミニバッグ
現金払い配達に絶対に必要と言うわけではないですが、ウエストポーチやミニバッグも持っていると便利です。
特にウエストポーチはおすすめです。
ウエストポーチがあれば、コインケースやお釣りの札を入れて肌身離さず持っておけるので、「防犯上良い」です。
これがウバッグや自転車のかごなどにコインケースを入れてた場合「店に商品を取りに行ってるすきに盗まれた!」なんてこともありえるわけです。
また、お客様がマンションやアパートにお住まいで部屋へ商品を届けに向かう時に「両手が空く」というのも大きな魅力です。
中には料理を大量に注文されるお客様もおり、その際に手に商品をたくさん持ってさらにコインケースも…となると結構困るのです。
そういう時にウエストポーチがあればコインケースを入れて移動できるからとても助かるというわけです。
私も、配達を始めたての頃はウエストポーチにコインケースを入れて仕事してました。
※今はバイクの後ろの鍵付きキャリーボックスにコインケースを入れてしまってるので、ウエストポーチは使ってません
ウエストポーチの最大のデメリットは「劇的にダサいこと」…今の時代ウエストポーチしてる人なんて激レアですし何より見た目もだいぶかっこ悪い(笑)
まあそういうのあんま気にしねえわ、と言う人はぜひ使ってみてください!
現金払い配達のやり方
さあでは、実際に現金払いの配達はどういう流れで行っていくのかみてみましょう。
現金払いの配達も、ドライバーアプリに配達リクエストが飛んできてお店に商品を取りに行くまでの流れは変わりません。
変わってくるのは、商品を受け取りお客様と対面する段階です。アプリの表示に少し変化があります。
事前決済配達だと、ドライバーアプリでは青い長方形に『配達済み』と記載されており、お客様に商品を渡した後にここをスライドすれば配達完了というシステムになっています。
これが「現金払い配達」の場合は、表示が『現金を受け取る』になっています。
お客様に対面する少し前、インターホンを押す少し前くらいに『現金を受け取る』のところをタップします。
タップすると、緑のバックに「お客様が注文した商品の金額」が表示された画面が出てきますので、その金額をお客様に伝えます。
お釣りが発生するようなら、暗算に自信がなければスマホの電卓などで計算してお客様にお渡ししてください。
商品とお金の受け渡しが済んだら、『配達済み』のところをタップし、お客様に挨拶をして帰ります。
以上が現金払い配達の流れになりますが、これだけだと少しイメージしづらいと思うので、お客様と実際にどういう会話をするのか?吹き出し付きで解説してみます。
現金払い配達におけるお客様とのやり取りの仕方
お客様の家に着いたらインターホンを押します。
お待たせしました!ウーバーイーツです!
はーい。
ここで、ドライバーアプリの『現金を受け取る』をタップして、お客様が支払う金額を表示させておきます。
そして、お客様が出てきてくれたらまずは商品を渡してから金額を伝えます。
まず商品はこちらですねー。あと、こちらは現金払いになっておりまして○○〇〇円ですね。
はーい、ちょっと待ってくださいね。えーっと(財布をごそごそ)
【表示金額ちょうど払ってくれた場合】
あっちょうどですね。ありがとうございます!助かります。それではこの度はありがとうございました。またよろしくお願いします!
【お釣りが発生する場合】
えーとお預かりが〇〇〇〇円なので、お釣りが〇〇〇円ですねー。
コインケースからお釣りを取り出してお客様に渡します。
では、この度はありがとうございました。またよろしくお願いします!
あとはドライバーアプリの『配達済み』をタップしてすみやかに帰りましょう。
これで現金払いの配達完了です。
お客様も現金払いというのをわかっていて、事前に「お金を払う準備」をしてくださってる場合も多いので、意外とスムーズにいくものです。
とはいえ最初はやはり少し戸惑いますが、5回もやると慣れちゃいますよ!
まとめ
「現金払い配達」についてまとめです。
✅現金払い配達とは?
・お客様が対面で代金を支払う、いわゆる代引きに対応する配達のこと
✅現金払い配達の受付可否は?
・ドライバーアプリ内で設定できる
✅現金払い配達のデメリットとメリット
【デメリット】
・お客様とのやり取りに時間を取られる(スムーズな配達の妨げになる)
・お釣りの用意と管理が手間になる
【メリット】
・配達パートナー間同士の競争率が低い案件のため、受け付けると仕事が増えて稼ぎやすい
✅現金払い配達に必要なアイテム
・お釣り、コインケース、ウエストポーチかミニバッグ
✅現金払い配達のやり方
・本文参照!
おそらくですが、この記事を読んでも「現金払い配達やっぱやりたくねえわ…」って方もいるかと思います。
それはそれで個人の判断なので尊重しますし、お気持ちは非常にわかります。面倒に感じる気持ちもめちゃわかります。
ただ、慣れてしまうと現金払い配達もそこまで難しい作業ではないので、稼ぎ重視で「少しでも機会損失を減らしたい」という方はこの記事を参考にぜひチャレンジしてみてください!