Uber Eats (ウーバーイーツ)や出前館の配達で初心者がやりがちなミス4選【対処法】

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Uber Eats (ウーバーイーツ)や出前館の配達を始める前は、「なにかミスをして大変なことになってしまわないか?」と不安になるものです。

私もそうだったので、配達開始前に先輩方のブログやYoutubeをみて熱心に情報収集した思い出があります。

それでも実際に稼働してみると、やはり「思わぬミス」というのはどうしても起きてしまうんですね…

そこで今回は、過去の私と同じように配達を始める前に「なんかミスしそうで怖い」と不安になってる方に向けて、初心者が配達でおかしがちなミスを『4つ』挙げていこうと思います。

あらかじめ配達ではどういうミスが起きやすいのかを把握しておくだけで、その発生率もだいぶ変わってくると思うのでぜひ読んでみてください。ちょっとした予防策もお伝えします!

ミス(1) 道に迷う

『道に迷う』

これは配達を生業にする人間にとっては避けられない「運命(さだめ)」と言っていいでしょう。100%避けるのは不可能です。

初心者に限らず、ある程度の経験者でも行ったことのないエリアでは道に迷うことがあるくらいですから。

ただ、経験が浅く土地勘がないエリアばかりの初心者の方が道に迷う頻度は圧倒的に高くなるというのもまた事実なのです。

これも「道に迷うことで道を覚える」というプラス面もあり、配達パートナーにとっては悪いことばかりではないのですが、何がまずいのかというと「お客様を待たせてしまうこと」なんですね。

道に迷えばその分商品のお届けまで時間がかかってしまい、料理の品質保持や信頼性の面でマイナスになります。

最低限出来る策としては「2つ」あります。

「地図アプリを活用する」「迷ったらお客様に電話する」

では順々に解説していきます。

地図アプリを活用する

Googleマップ

プライバシーの関係でモザイクだらけで少し見づらいかもしれませんが、赤いピンが立ってるところがお客様宅と考えてください。こちらは「Uberドライバーアプリ」の地図です。

この地図もけっこう見やすいので、そのエリアに詳しい場合はこれをみながらお客様宅へ向かってもOKです。

ただし、自信がない場合は『Googleマップ』を使うことをおおすすめします。

『Googleマップ』の何が良いかと言うと「目的地までの経路」をナビしてくれるところです。

とりあえずこのナビ通りに行けば、目的地付近には連れてってくれるという安心感があります。

ご覧のように”7分”と「目的地までの所要時間」も出てくるのがありがたいです(あくまで目安なのでそこまで正確ではありませんが…)

これが、色気を出して「自己流のルートで裏道を探そう!」なんてことをするのは結構危険です。

気づいたらとんでもない場所にたどり着いて取り返しがつかなくなる。なんてことがよくあるからです。

それで焦ってさらにドツボにはまる、というのが初心者時代にありがちなパターンなのです…

何度も言いますが、そのエリアに何度も足を運んでいて地理に詳しければ無理してGoogleマップを使う必要はありません。むしろ使わない方が効率がいい場合も多々あります。

あくまで、そのエリアの地理に詳しくなくて自信がない場合はナビに従うのが最善ということです。

Uber Eats (ウーバーイーツ)のドライバーアプリには、Googleマップをすぐ立ち上げることのできるアイコンもあるので便利です。

※規約上ドライバーアプリ画面を載せられないのですが、「出前館」にも全く同じような機能があります

「ちょっと迷いそうだな不安だな」と思った時や、実際に迷ってしまった時は、早急に『Googleマップ』を立ち上げてナビに頼りましょう!

ヤフーマップ

『ヤフーマップ』は、私はGoogleマップのサブとして使ってます。

ほとんどの場合はGoogleマップで事足りるのですが、お客様の指定した住所と違うところにピンが立つ「ピンずれ」の時に『ヤフーマップ』が力を発揮します。

「ピンずれ」が発生した際が「配達パートナー最大の迷い時」と言っていいでしょう。ピンの位置についてもお客様の家(表札)がないので非常に困る現象です。

こういう時は、お客様が記載した住所を改めて地図アプリで検索するしかありません。

【ヤフーマップ】↓

検索窓(赤い枠で囲んだところ)にお客様の住所を入れる

こういうピンずれの非常事態時は、Googleマップより『ヤフーマップ』で検索した方がいいです。

上の画像をもう1度確認してほしいのですが、『ヤフーマップ』は1つ1つの建物に住所が記載されていて、Googleマップより正確に場所を指定してくれます。

ピンずれがあった場合はお客様が記載してる住所を『ヤフーマップ』で検索。

これ覚えておくと助かる場面が必ずありますよ!

迷ったらお客様に電話する

めったにないのですが、お客様の住所の記載ミス等で、地図アプリを使ってもどうにも辿り着けない場合というのがあります。

そういう時はもうお客様に直接電話して自宅の情報を聞くしかありません。

記載された住所もピンの位置も合ってないとなると、「自宅の周りに何があるか?」「何か目印になるものはあるか?」などの情報をお客様から直接聞くしか手がありません。

先輩のウバ男
先輩のウバ男

僕も8000回配達して数えるほどしかないけど、お客様の生声ナビで家までたどり着いたことが何回かあるよ!

たまに電話にも出てくれないお客様もいますが、そういう時は10分タイマーというのが作動して、10分経ったら商品を破棄していいルールになっています。(配達料は支払われます)

こういった場合は、明らかにお客様の情報記載不備と連絡無視に原因があるので、心配せずに廃棄して次に向かいましょう!

ミス(2)バッグの中で料理をこぼす

「料理こぼし」これも配達パートナーが1度は通る道と言えるでしょう。

バッグを水平に保って自転車を走らせていたつもりなのに、お客様宅に着いたら「ふたが外れていて豚汁がこぼれてやがるっ!ざわざわ…」というパターンです。

多いのは、ラーメンやみそ汁などの「汁物」や「ジュース」。ようするに液体です。

※他には「お寿司のネタが運転中の何かの衝撃でズレる」というのもあるあるです

最近では、飲食店さんも汁がこぼれないようにサランラップで厳重に包装してくれたりとだいぶ気を使ってくれるようになりましたが、お店さんによっては包装が甘いところもまだまだ存在するので油断はできません。

では、配達パートナー側で料理こぼしの被害を最小限に抑えるにはどうすればいいのか?

これは「緩衝材でしっかり固定する」というのがマストです。

例えばこちら↓、ビニールに包まれてるものが商品だと仮定すると、バッグの中で下の画像のようにスキマを作ると安定感がなくなるので危険です。

そこで、緩衝材でこのスキマを埋めてあげて料理を固定するのが大事、というより”必須”の作業になります。

私が使ってる緩衝材は「サバイバルシート」というもので、本来はキャンプなんかで体を包む寒さよけのシートなのですが、料理固定の緩衝材としても最適です。

サバイバルシートは、広げるとこんな感じです。

私は、この1枚のシートをはさみで3等分に切り、以下のようにくしゃくしゃに丸めて使っています。

くしゃくしゃに丸めると、元に戻ろうとふわっと膨らみいい感じで料理を固定してくれます。

先輩のウバ男
先輩のウバ男

他には、「タオル」「スポンジ」「クッション」など緩衝材に使えるものはたくさんあって、みな使用してる物も様々だよ!

どれも100均で買えるものなので自分であれこれ試してみるといいと思います。

私としては「サバイバルシート」で何も困っていないので、緩衝材を何にしようか決められないという方にはお勧めです。もし悩みたくないというのであればぜひお試しあれ

Amazonでサバイバルシートをみてみる

しかし、緩衝材などでしっかり固定したつもりでも「何かの衝撃でこぼれてたみたい…」なんてこともあるものです。

ティッシュで軽く容器をふけば済むくらいのわずかな漏れなら事なきを得ることも多いですが、明らかにこぼれすぎてお客様に渡せるような状況ではないとなったら、パニックにならずウーバー運営のサポートの指示を仰ぎましょう。

キャンセル扱いになりお客様に申し訳ない気持ちを感じることになるとしても、量が減りまくった詐欺みたいな商品を渡すよりはよほどマシです。

人間だれしもミスはありますし、今後はもっとしっかり固定しないとあかんなという勉強の機会にしてしまいましょう。

ミス(3)料理の渡し忘れ

バッグに料理をしっかり詰めたのは良かったものの、肝心の料理を忘れてしまった!なんてミスも初心者の頃はやりがちです。

えっ?料理を渡し忘れる?そんなバカな。と思う人もいるかもしれませんが、あるんです。私も初心者の頃にやってしまった苦い思い出があります。

それはどういう時かと言うと、「渡す商品(袋)が2つある時」です。多いのが、サラダやデザートなど「小さめな袋に入れられた物」ですね。

温かいものと冷たいものは袋分けにしないと、届けてる間においしく頂けない状態になってしまうので、サラダやデザートは小さめな袋に入れられて渡されることが多いのです。

それをバッグに詰めると、こういう状態↓になりやすいです。(左の袋がデザートだと思ってください)

これが、移動中に緩衝材が動いて品物がみえずらくなるという現象がときたま発生します。

これが、お客様の家に着いたときに焦っていたりすると、ついついデザートがあることを忘れて、右のメインの料理だけ渡して配達完了してしまうということがあるのです。

そんなの忘れる?と思うかもしれませんが、意外に忘れるんです…

ですので、サラダやデザートなどを小分けにして渡された場合は、バッグを開けたときにすぐ目に入るように梱包する癖をつけるのが大事です。

お客様に商品を渡す段になった時に「あっ、そうだデザートもあったね」と視覚的にわかるように梱包しておくということです。

配達に慣れてない頃は、お客様宅へ向かう間に「デザートある、デザートある…」みたいに頭で復唱するくらいしてもいいかもしれません。

頼んだものが届けられてない!というのはお客様からしたらだいぶ腹の立つことなので当然クレームの対象になりますし、Uberサポートにもその旨を伝えなきゃいけなかったりと面倒なことになるので「料理の渡し忘れ」ぜひ気をつけてください!

ミス(4)大きい商業施設で迷う

イオンモールや駅ビルなど飲食店が集中してる大きな商業施設は、配達リクエストも多いため、配達パートナーとしては避けられない場所と言えます。

初心者の頃は、この大きい商業施設での商品受け取りに苦労する場面が多いです。

不思議と配達に慣れてくるとはじめて訪れた商業施設でも滞りなく商品を受け取れるようになるのですが、経験の少ない初心者の頃はとにかく焦ってしまう場面が多いです。

まずは、お店さんが「受け取りのルール」を決めているのも配達初心者が焦る原因の1つです。

例えば、「従業員入り口から入館証をもらってからお店に来てください」などと指示される場合がたまにあります。これはドライバーアプリの「店舗情報」に書かれているはずですので、しっかり指示に従いましょう。

※何も書かれていない場合はお客様入り口から普通に入館して大丈夫です

これだけで「えっ?従業員入り口?何それどこどこ?」と、めちゃくちゃ焦ります(爆)

従業員入り口と言うのは、マンションで言うところの「防災センター」みたいな形が多く、警備の人が常駐してる場合がほとんどです。

そこで名前や入館目的(配達等)を用紙に記入して、入館証をもらうという流れが一般的です。

私も初心者の頃は従業員入り口がわからなくてかなりイライラした経験がありますので、探しても見つからないようでしたら恥ずかしからずにお店さんに電話するか従業員の方を探して聞いてみることです。

また、大きな商業施設では、地下のフードコートにお店があったり4階にお店があったりで、お店の場所を見つけるのが少し難しいです。

これも何度も足を運んでいればお店の位置を把握するようになるので迷うことも減るのですが、はじめの頃は知らないお店ばかりなので平気で迷います。

ですので、入館したら勘でお店を探そうとするのではなく、まずは落ちついて入口などにある「フロアマップ」をみて、お店の場所をゆっくり確認してから向かいましょう。

そもそも配達は焦っても何もいいことがありません。フロアマップを見る時間くらいは全然あるので着実にいきましょう。

それでも迷ったら、他のお店の店員さんでも掃除の方でもいいので、施設の関係者に「○○に行きたいんですけど、どう行けばいいかわかりますか?」と聞いてしまうことです。

意地を張って自力で探してやろうとかやってると、ドツボにはまって全然たどり着けない~なんてことになりがちです。

まとめ

最後にこの記事のまとめです。

初心者が配達でおかしがちなミス『4選』

(1)道に迷う

対処:地図アプリを活用する、迷ったらお客様に電話する

(2)バッグの中で料理をこぼす

対処:緩衝材でしっかり固定

(3)料理の渡し忘れ

対処:小さな袋に入れられたデザート等はバッグを開けたらパッと目に入るように梱包しておく

(4)大きい商業施設で迷う

対処:入口のフロアマップでゆっくりお店の場所を確認。それでも迷ったら近くの従業員にためらわずに聞く。

こんな記事を書いておいてあれですが、いくらミスしないぞ!と強い心構えを持っていても、0に抑えるのは無理です。人間、やはりミスをしながら仕事を覚えていくものですから。

それでも、「ミスを最小限に減らす」ということはできると思うので、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。

まあミスしたって命取られるようなもんでもないので、気負わず配達にチャレンジしていきましょう!

ABOUT ME
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JUN
フードデリバリーで生計を立てる人
2021年9月からフードデリバリーを開始したちょい後発組の配達マン。

がっつり本業として稼働し、月に30万~40万の売り上げをキープしております。活動エリアは主に千葉県。写真は、実際に稼働に利用してる愛車のHONDAキャノピー。

フードデリバリーを始めたいけど知らないことだらけで不安で一歩踏み出せないあなたへ…ちょっとだけ先輩の私が些細でもお役に立てれば幸いです!
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